2021年 ニュース

2021.08.16

工事写真の『蔵衛門』が25年目のリブランディング
新たな建設DXサービスで建設業500万人を「現場が『見える』世界」へ。
8月24日より無料提供!

“デザイン×アイデア×ITで すべての人を次の世界へ”をミッションとする株式会社ルクレ(以下 ルクレ)は、1996年の誕生から25年、直感的なユーザービリティで高い評価を獲得、シェアNo.1の工事写真管理ブランドを確立した『蔵衛門』をリブランディングします。

建設業界は時間外労働の上限規制が適用される2024年までに、人手不足、高齢化、IT化への対応などの課題を解消すべくDXに積極的です。『蔵衛門』は工事写真管理のリーディングブランドとして、この建設DXを加速させていく使命があると考え、新コンセプト「現場が『見える』蔵衛門」のもと、工事写真を軸とした施工管理サービスへと生まれ変わります。工事に関わる現場監督、職長、職人、設計者、発注者など建設業500万人へ向けて、新たにサービスを提供します。

第1弾として、施工管理サービス『蔵衛門クラウド』を2021年8月24日より無料で提供開始。8月16日発売の新製品『蔵衛門Pad DX』と連携して使うことで、図面や報告書の作成・管理はもちろんチャットによる工事写真の共有で現場の「見える」化を実現します。

現場が見える「蔵衛門」ブランドトップページ:https://www.kuraemon.com/
お客様からのお問合せ「くらえもん☆オンライン」:03-4500-6702

新しいブランドロゴ

『蔵衛門』は誕生から25年、デジタル工事写真台帳や電子小黒板の開発・普及など、常に建設DXの地平を切り拓いてきました。馴染みある『蔵衛門』の名前はそのままに今後もリーディングブランドとして建設DXを牽引していく思いを込めて「DX」をロゴ内に配置しました。

開発背景:『蔵衛門』が「写真管理」から「施工管理」へ

2020年に『蔵衛門』は無料のバックアップクラウドサービスを開始し、これまでに約10万件の工事現場から1.5億枚を超える工事写真が保管されました。その写真のデータを解析した結果、工事写真は、開発当初想定していた台帳作成のための工事黒板入りの記録写真だけでなく、作業の確認や、職人への指示出し、各種報告などさまざまなシーンで利用されていました。また施工管理のため、現場では工程管理・図面共有・報告書作成・安全管理などさまざまなアプリを使用していることも分かりました。
今後もモバイルやインターネットを介して工事写真の活用がより広がることを見据え、これまで以上に一気通貫した施工管理で生産性向上に貢献すべく、今回『蔵衛門』は新しくDXサービスを立ち上げました。
新サービスでは図面や報告書の作成・管理・共有などの施工管理が『蔵衛門』の特徴である写真を起点として行うことができます。従来の『蔵衛門』の直観的な操作性はそのままに、さらに場所や時間を選ばず図面や書類を共有できることで現場監督からすべての作業員までの報告業務と情報共有をスムーズにします。
新しくなった『蔵衛門』は、「写真管理」から「施工管理」へサービスを一新します。

製品特長

蔵衛門は25年間で培ってきた画像処理技術により「工事写真」から始まる「施工管理」DXを実現します。
1.現場(プロジェクト)ごとにクラウドで写真・黒板・図面・報告書を管理 ※1
2.複数メンバーでデータを共有し、チャット機能でのコミュニケーションも可能
3.独自エンジンによる画像処理で大量の写真を高速に表示
4.約10万現場1.5億枚以上のデータによる、工事写真を自動仕分けするAIを搭載
5.通信機能を搭載した専用端末でBYOD課題に対応したセキュアな運用が可能
※1 今後追加予定の機能も一部含まれます

提供価格

通信機能を搭載した新しい『蔵衛門Pad DX』『蔵衛門Pad Tough DX』を購入いただくとすぐに『蔵衛門クラウド』が利用できます。『蔵衛門クラウド』で「現場が『見える』世界」をより多くの人に体験していただけるよう通信料・アカウント料は無料にてサービスをスタートします。※2
※2 こちらの無料提供サービスは予告なく終了することがあります

今後の動き

今後も『蔵衛門』は「工事写真」から始まるあらゆるデータとの連携やビデオトーク(リアルタイム映像)での遠隔臨場機能、職長・職人に向けた撮影専用端末の提供など、現場のニーズを受けたサービス拡充を続け、建築業者500万人のための『蔵衛門』へと進化を続けてまいります。

※「蔵衛門」は、株式会社ルクレの登録商標です